「on」の基本イメージ~続編
2016.10.22
こんにちは、吹田教室の二宮です。
今日は前回に引き続き、前置詞「on」の基本イメージについて、お話します。
前回の内容は、「on」の基本イメージは「接触」ということでしたね。
上下左右という位置は関係なく「接触」していることが重要です。
ただ、私たちの日常生活は重力の中で生活しているため、
「接触=上に乗っかる」という形が最も自然なものだと思います。
従ってA on Bでは、「A=乗っかる側・B=支える側」という形式で
使われることが多いのです。
Most Japanese live on rice. (ほとんどの日本人は米を主食にしている。)
「A=ほとんどの日本人」が「B=米」を支えにしていますね。
We live on our father’s income.(私たちは父の収入で暮らしている。)
「私たち」は「父の収入」に支えられていますね。
I’m counting on you.(きみのこと、あてにしているよ。)
count は「数える」。つまり、頭数に入れる=あてにする。
あてにする→頼る→支えられる、というイメージです。
「on」については、ここまで。
もっと知りたい生徒さんは聞きに来てくださいね!
次回は「at」「in」などの前置詞シリーズを考えています。