甲東園教室です
2016.05.22
文章問題は?(-“-)
例えば・・・
「Sさんは家から学校まで自転車で出かけました。
途中、コンビニでアイスを買って食べながら5分ほど休みました。
家から学校までの道のりが5.4キロで、
自転車はいつも時速18キロでこいだとすると、
家から学校まで全部で何分かかったでしょう」
・・・このような文章題があるとします。
この問題をすぐ解けないときは、
まずは家と学校、その間にコンビニを描いてみます。
そして、「5分」「5.4キロ」「18キロ」といった数字を、
お子さんなりにわかるように絵に書き入れていきます。
さて、お子さんはどのように描くでしょうか?
読んだだけではわかりづらいことでも、
自分で描く(書く)ことによって気づくことはたくさんあります。
この問題で言えば、
どれが速さでどれが時間、どれが道のりか、ということが
絵にあらわすことで格段にわかりやすくなります。
「『時速』と『分』の単位をそろえる」
とか
「コンビニで5分休んだ」
といったあたりの情報が
描く(書く)ことで気づける小学生さんも多いはずです。
お子さんが自分なりに考えて絵を描くことが大切です。
とことん時間をかけて、楽しく考える時間を持ちます。
文章問題を思考するプロセスに、正解はありません。
小学生さんの思考力を鍛えてあげます。
決して、「こんなこともわからないの?!」と怒ったりはしないようにします。(^_^)/