ビートたけしと明石家さんま
皆さん、こんにちは。
さて、前回は少し硬い内容になったので、
今回は、柔らかい話題で参りたいと思います。
今のところ、このブログは
「勉強すると、これだけメリットがある」
をテーマに書いています。
古今東西に色んな実例があるので、それを交えながら
お話を進めていますが、今回は「今」の話。
ビートたけしと明石家さんま。
知らない人は居ませんね。
日本を代表するお笑い芸人のお二人です。
お二人とも、天才的な芸人であることは、
異論なないでしょう。
ただ、たけしは、映画や絵画でも世界的な名声を博し
さんまは、国内でのお笑いの第一人者に留まっている。
この差は、何なのか?
この差は、実は「一般教養」にあると思います。
芸人さんは、テレビの収録などがあっても
かなりの「待ち時間」が有るそうです。
その「隙間時間」に、たけしは数学や宇宙物理の本を
読み漁るそうです。
もともと、明治大学の工学部に入学していますから、
理系にはかなり強い。
弟子の1人が言っていましたが、
たけしは、休みの日に、紀伊国屋書店に弟子を連れて
本を買いに行くそうです。
買う本は、高等数学や宇宙物理の本、
それ以外の様々なジャンルの本を
山のように買うらしいのです。
たけしはその昔、フライデー襲撃事件を起こし、
裁判にかけられた後、しばらく沖縄に
逃亡していたことがありました。
その間、ゴルフだけでなく
中学入試の問題集を買ってきて、
ひたすら解いていたそうです。
その経験が『平成教育委員会」』や『コマネチ大学数学科』
などのテレビ番組や、『ソナチネ』などの映画に
反映されているのです。
その教養の力は、トークにも現れていて、
さんまは、あらゆる話題を「女との付き合い方」や
「自分が食べに行って旨かった店』などに繋げていくのに対し、
たけしは、現役の物理学の教授や第一線の研究者との対談もこなせる
などの幅の広さを持っています。
このたけしの「勉強熱心さ」は
実は、お母さんにルーツが有るそうです。
長くなってきたので
続きは次回、お話ししたいと思います。