やってはいけない勉強法
皆さん、こんにちは。
さて、このブログでは、ここ最近
「勉強した場合のメリット」について述べてきました。
このテーマについては、少し休憩するとして、
今回からは、「やってはいけない勉強法」について
述べさせて頂きたいと思います。
やってはいけない勉強法というのは、
実は20種類以上あります。
まずは、季節柄、「模試の点数に一喜一憂する」
について述べてみたいと思います。
模試。
所謂、模擬試験ですね。
合格判定と順位が出ます。
しかし、この合格判定、
これくらいあてにならないものは、
この世には有りません。
A判定でも、落ちるときは落ちます。
E判定でも、合格するときは合格します。
毎年、どれだけの受験生が
この模試の合格判定に泣かされてきたことか。
そもそも、試験というのは、
合格か不合格かしかないので、
確率は50%ずつです。
それに対して、「合格の確率は30%くらいです」
って、どういう確率やねん!とつっこみたくなります。
むしろ、皆でつっこんでやりましょう。
模試で大事なのは、「正答率表」です。
100人中70人が正解しているような問題を
間違っているようなら駄目だよ、と
教えてくれているのです。
模試は、その時の自分の弱点を
探り出す材料でしかないのです。
それともう1つ。
勉強すべき単元に、優先順位を
付けるためにあるのです。
受験勉強に完璧主義は必要ありません。
必要なのは、優先順位です。
勉強する単元は、膨大でしょう?
全部完璧に、なんて言ってると
まず、間に合いません。
だから、模試で出題された単元を中心に
「その周辺」を勉強するのです。
そもそも、模試では、時期に応じて
「今のこの段階では、この単元を出来ておいて欲しい」
という狙いで問題を作成します。
もしくは、「まだ、十分に勉強が進んでないだろうから、
模試の復習を通じて勉強してほしい」という狙いで
問題を作る場合もあります。
つまり、模試は、
「きちんと逃げずに受けて」
「しっかりと復習する」
事が、最も重要なのです。