現在形=今?(解説編②)

2016.10.17

伊丹北教室の高畠です。

前回の続きです。すぐと言ってから、一週間経ってしまいました…(^_^;)

 

では続きを

 

④確定していること

The train leaves at 7:53.

The concert begins at 19:30 next Saturday.

電車が7:53に発車すること、コンサートが次の土曜の19:30に行われることは予定として確定しており、いつ考えてもそうなので、やはり現在形で表現されます。

 

他にもこんな例があります。考えてみましょう。

 

I go to Tokyo next month.

来月東京に行く。

当たり前のように現在形が使用されていますが、来月って随分先のことですよね?

 

実はこの表現からは、

「東京へ向かう便、例えば新幹線や飛行機などの手配が既に済んでおり、完全に確定している予定である」

と、読み取ることができます。

 

※will があれば、行くつもりだが準備もしておらず発話時に決めた意志を表します。

※be going toがあれば、ちょっと前からは決まっているが、準備はまだしてないよーくらいの予定を表します。

 

よく文法書に

「近い未来の予定を表す際、現在形が用いられる」

このように書いてありますが、近い未来というものは人によって感覚が違いますよね。この表現はその点で問題を含んでいます。

事実、翌年のことでも現在形が使われているものもあるので混乱しやすいところです。

 

まとめれば、完全に確定している未来の予定の場合、

すべての準備が整っており、いつ考えてもそうなるという状況が想定されています。だからこそ、現在形が使用されているのです。

 

⑤時・条件を表す副詞節
I will not go out if it rains tomorrow.

 

副詞節の部分”if it rains tomorrow”は現在形が用いられています。

条件は少し厄介ですが、条件や時というものはいつ考えても変わることはありません。雨なら〜、や、こういう時は〜、は前提として用いられており、それはいつでも考えることができます。なので、こちらも現在形が用いられます。

(ただし、歴史言語学の観点から考えると、仮定法から説明することもできます。聞きたい子は聞きに来てください!)

※仮定法現在でも現在形が使用されますが、特殊例のため、今回は省略します。

 

 

さて、長々と書いてきましたが、どうだったでしょうか。

 

現在形のイメージをつかめたでしょうか。

現在形は結局、今だけでは表せません。

安易に「現在形=今」と考えないようにしましょう。

 

優先して覚えてほしいことはやはり…

 

「いつ考えても、それが当てはまるなら現在形」

 

これですね!

 

 

疑問があれば、すぐ先生に聞いてください。

別例をつかって説明をします!

 

 

 

 

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