音読について②

2016.09.07

伊丹北教室の高畠です。

「音読について①」では国語力について書かせていただきました。

今回は音読の重要性について書きたいと思います。

 

前回、「国語力とは?」と言う話をしました。

 

文章を理解して、それを説明し、伝える力

 

これが国語力であるというのが前回の内容です。

 

では、何故音読なのでしょう。

 

例えば、

 

「タカなのにとじりじりした」

 

ある小説の中の一文です。これを音読して見てください。そうすると、

 

タカなのに、と、じりじりした

 

このように点のところで区切って読んだと思います。

 

それは「〜なのに」、「と」の用法、「じりじり」という言葉を知っているからこそ、そのように読めています。言葉の知識がある分、すんなりと音読出来ているのです。

 

これを小学生に読ませると、かなりの確率で読めません。

 

タカなのに、とじりじり、した

 

のように、「と」と「じりじり」が区別できずに繋げて読んでしまう子がほとんどです。黙読のままだと、これには気づけません。読ませて初めてわかるのです。

 

私たち大人が、「文の意味、わかった?」と聞いてもほとんどの子供が「わかった」と言います。それを確かめるために、音読が大変重要になってくるのです。

 

また、漢字の読みがわからないまま、飛ばして読んでいる子もたくさんいるため、音読でそのチェックも出来ます。

 

 

音読によって得られる情報は、「意味が分かって言葉を認識、区別できているかどうか」です。

それが出来ていなければ文の中意味がわからず、説明することも伝えることもできません。

 

国語力を育むために、音読は大変重要であることが分かっていただけましたでしょうか。

 

家庭でも音読は簡単にすることが出来ます。

是非一度、学校の教科書を読ませてみましょう。

驚くべき発見があると思います。

 

次回は、「ら抜き言葉」について書こうかと思います。


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